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柴田 大受; 角田 淳弥; 國本 英治; 沢 和弘
Proceedings of 2008 International Conference on Carbon (Carbon 2008) (CD-ROM), 5 Pages, 2008/07
超高温ガス炉(VHTR)は原子炉の外に950C程度の高温のヘリウムガスを取り出すことのできる次世代の高温ガス炉であり、この熱を発電や水素製造の熱源に利用することができる。原子炉の運転温度をあげ性能を向上させるには、炉内の金属材料にかわるセラミックス複合材料を開発することが重要である。本研究では、2次元(2D-)C/C複合材の一つであるCX-270GのVHTRへの適用について、寸法や熱伝導率に与える照射効果について検討した。照射試験はJMTRで600Cの温度で8.210n/m(E1.0MeV), 1.2dpa相当の照射量まで実施した。平織のCX-270Gの照射寸法変化についても、ランダムに繊維を積層した2D-C/C複合材と同様の傾向を示すことが明らかとなった。また、中性子照射によりCX-270Gの熱伝導率は低下したが、測定温度1200C以上ではある程度の回復傾向が見られた。これは、アニーリングによる繊維方向の欠陥の回復が影響していると考えられる。